♢欲望と愛の融合
「ゆ、ユウさん……大きくなってしまいましたね。」エリーが顔を赤らめて恥ずかしそうに俯き、上目遣いでユウを見つめてくる。
無意識的にエリーに抱きつき反応してしまっていた息子。そして、エリーの表情がとても魅力的で、俺を受け入れてくれている。過去にエッチなようなことをしただけだが……。
エリーが目を閉じ、口を可愛く窄めて唇を重ねてきた。柔らかく温かなエリーの唇の感触が、ユウの興奮をさらに煽る。
二人は夢中で唇を重ね、互いの舌が絡み合い、甘い吐息が交錯する。お互いに興奮してくる。
「ユウさん……お、お好きに……どうぞ。」エリーは頬を可愛く赤らめたまま、蕩けるような声で言った。その瞳には、期待と、ほんの少しの不安、そして抗えない欲望が揺らめいていた。
ユウが優しくエリーの服の上から胸を揉み、ふにゃりとした柔らかさが指先に伝わるたびに、快感が全身を駆け巡る。
「んんっ……♡」
エリーが小さく喘ぐ。快感に震え、腰をくねらせるエリーの様子に、ユウの理性のタガが外れる。
ユウはエリーが着ているダボダボのシャツの中に手を入れ、愛おしむようにエリーの割れ目を触った。その指が触れるたびに、エリーの身体がびくんと跳ねる。
「ひぁっ……! ユウ、ユウさんっ……そこは……っ!」
エリーの声が上擦り、甘い水音が静かな部屋に響き渡る。指先から伝わる、濡れて熱を帯びた感触に、ユウの全身が粟立つ。
エリーが甘い声を上げ、ユウを求めるように首筋にキスをし、柔らかな舌の感触でユウの肌に鳥肌が立つ。
興奮したエリーは、ユウの大きくなった息子を初めて触るので恐る恐るだが、ぎこちない手つきで愛おしむように撫でた。
ユウは、その快感でじわぁぁと息子から先走り汁が出ていることに気付いた。
エリーの足元へ座り、ゆっくりとエリーのパンツを脱がす。レースの縁取りが可愛らしい純白のパンツが、するりと脱がされると、蜜のように甘い愛液がぬるりと糸を引き、あたりに甘い匂いを漂わせる。そのエロさに、ユウの息が詰まった。
エリーは羞恥心で顔を真っ赤にし、両手で顔を覆い隠そうとするが、指の隙間から漏れる吐息は熱く、体を震わせていた。
エリーの陰唇が愛液で濡れ、まばゆい朝日に照らされキラキラと魅力的に美しく輝いてみえた。
そっと陰唇を開くと、薄ピンク色の膣口がヒクヒクと動き、まるでユウを誘っているかのように見えた。
ユウは震える手で息子をエリーの熱い膣口にゆっくりと押し当てた。
「ひぅっ……!」エリーが甘い悲鳴を漏らす。
そして、ゆっくりと、一寸ずつ、その奥へと挿入していく。
「……んっ。あぁ……んっ。ゆ、ユウさんっっ♡ す、好きです。」
エリーが甘く蕩けるような声で、ユウを強く抱きしめてきた。彼女の顔は紅潮し、瞳は潤み、恍惚と喜びが入り混じった表情をしていた。
二人の長年の、そして密かに募らせてきた想いが、今、一つになる。
そのまま優しくゆっくりと、ちゅぷ……ちゅぽと甘い音を立てながら小刻みに動き始めた。ユウの息子がエリーの膣壁を擦るたび、エリーの体は激しく震え、甘い喘ぎが止まらない。
「あ、んんっ……♡ ふ、もっと……ユウさん……♡」
その声は、ユウの耳朶を打ち、全身を痺れるような快感が駆け抜ける。奥まで挿入されるたびに、ユウの息子はエリーの熱と柔らかさに包まれ、これまでにないほどの深い快楽に溺れていく。
ユウがエリーの奥に、にゅぷ……っにゅぷ……っと肉を押し広げるように腰を動かすと、エリーの柔らかな胸が大きく揺れた。ユウはエリーの背中に手を回し、その腰をさらに引き寄せる。エリーはユウに全身を預けるようにしがみつき、首に腕を回して、その体勢でユウの動きを受け止めていた。
「ユウさん……わたしの……なか、気持ちいいですか? わたし……おかしくなっちゃいそう……です♡ んっ。 あ……っ」
エリーの甘く、蕩けそうな声がユウの耳元で響く。彼女の表情は、もはや快感に歪み、半開きの口からは熱い息が漏れていた。瞳は潤み、焦点が定まらないほどに悦びに満ちている。
エリーの尋常ではない気持ちよさそうな表情を見るたびに、ユウの奥底からさらに強い衝動が突き上げてくる。まるで彼女の快感が、そのまま自分のものになるかのように、ユウの息子はエリーの膣の奥で熱く脈打ち、その度に全身を駆け巡る痺れるような快感に、ユウは意識が飛びそうになる。「あぁ……エリー……最高だ……っ」ユウは思わず呻き、その腰の動きは、さらに深く、そして強くなっていった。
エリーの体が弓なりに反り、手足が小刻みに震え始める。瞳はすっかり潤みきり、まぶたの裏で眩い光を感じているようだった。
「んんぅ……っ! ああ……っ! ユウさん……もう、ダメ……っ! 変に……なっちゃいますぅ……っ!」
エリーの甘く、切羽詰まった叫びが、ユウの耳膜を揺らす。顔は羞恥と快感で真っ赤に染まり、口元からは泡のような甘い息が漏れていた。彼女の腰は自らも小刻みに揺れ動き、ユウの動きを誘うように何度も突き上げてきた。
「エリー……出る……」
ユウは、もう我慢の限界だった。熱く脈打つ息子が、今にも弾けそうになっている。
「は、はいぃぃっ! わ、わたし……おかしくなっちゃいますっ! 変なのが……あぁっ!」
エリーは、甲高く、そして甘い悲鳴を上げながら、体を大きく仰け反らせた。その瞬間、彼女の膣の奥がぎゅっとユウの息子を締め付け、ユウも同時に絶頂を迎える。
「んんぅ……っ!!」
ユウは、エリーの熱い体の中に、ゆっくりと、そしてたっぷりと愛を込めて射精した。脈打つように溢れ出す白い精が、エリーの奥深くに広がる感触に、ユウは意識が遠のくほどの深い快感に包まれた。エリーの体はびくん、びくんと震え続け、その蜜のような愛液と混じり合う精が、温かく広がるのを感じているようだった。
「ユウさん……漏らしちゃいました……うぅぅ。」エリーは、頬を赤らめたまま、恥ずかしそうに、しかしどこか満足げな声で呟いた。その声には、初めての体験への戸惑いと、抗えない快感への幸福感が混じっていた。
「ユウさんの出したモノが……わたしの中で広がっていくのが分かりますよ♡」
エリーは、潤んだ瞳でユウを見上げ、その表情は純粋な喜びと、深い愛おしさで満たされていた。その言葉は、ユウの心にじんわりと温かさを広げ、彼女への募る愛を確かなものにした。
ユウは戸惑いながらも、エリーとの関係を大切にしようと心に決めた。もう、ただの同居人ではない。彼はエリーを、自分の全てを賭けて愛し、守るべき唯一の存在だと、その時確かに悟ったのだ。
「とりあえず朝食を作ってくる」ユウは立ち上がり、エリーに向かって言った。「私も手伝います。作れるようにならないと!」エリーは元気よく答え、ユウの後に続いた。「あぁ、頼む」ユウは微笑みながら答え、エリーと共にキッチンへ向かった。「でも、庶民の俺と王女は結婚できないんじゃないか?」ユウは少し心配そうに言いながら、エリーの顔を見つめた。 王族……しかも、王位継承を持つエリーとそもそも結婚なんてできるのか? と不安がよぎった。「正式じゃなくても構いませんよ」とエリーは真剣な表情で答え、その言葉には決意が込められていた。「俺も構わないが……」ユウは戸惑いながらも、エリーの気持ちを尊重しようとした。 まあ……そもそも、俺は男だし結婚式なんて恥ずかしくて遠慮したいと思っているし、お互いに想い合っていれば良いだけだろと思っている。「ユウさんと一緒にずっと暮らしている事が大事なのです。正式でも正式じゃなくても同じです」エリーは穏やかな笑顔を浮かべながら答え、ユウへの想いを伝えた。「お前が、それで良いなら俺は構わないぞ。エリーと一緒に居られるならば……」ユウは深く頷き、エリーの気持ちを受け入れることを決意した。「ユウさんと、考えが同じで嬉しいです」エリーは心からの喜びを表現し、ユウに感謝の気持ちを込めて微笑んだ。「そうだな」ユウも微笑み返し、エリーとの未来を楽しみにしながら朝食の準備を進めた。 ユウは、エリーに少し料理を教えてみた。エリーは覚えが早く、料理は丁寧だった。 エリーは王族でいろいろと、この世界の豪華な料理も知っているだろうし……。料理が得意になってくれれば、いろいろとメニューが増えそうだな。 俺は、料理が好きでもなければ、得意でもなかったしな……。仕方なく、父のトリスタンの真似をして作っていただけだし。 朝食を食べ終えると、ユウは前回捜索をしていた兵士がいた町のことが
♢欲望と愛の融合「ゆ、ユウさん……大きくなってしまいましたね。」エリーが顔を赤らめて恥ずかしそうに俯き、上目遣いでユウを見つめてくる。 無意識的にエリーに抱きつき反応してしまっていた息子。そして、エリーの表情がとても魅力的で、俺を受け入れてくれている。過去にエッチなようなことをしただけだが……。 エリーが目を閉じ、口を可愛く窄めて唇を重ねてきた。柔らかく温かなエリーの唇の感触が、ユウの興奮をさらに煽る。 二人は夢中で唇を重ね、互いの舌が絡み合い、甘い吐息が交錯する。お互いに興奮してくる。「ユウさん……お、お好きに……どうぞ。」エリーは頬を可愛く赤らめたまま、蕩けるような声で言った。その瞳には、期待と、ほんの少しの不安、そして抗えない欲望が揺らめいていた。 ユウが優しくエリーの服の上から胸を揉み、ふにゃりとした柔らかさが指先に伝わるたびに、快感が全身を駆け巡る。「んんっ……♡」 エリーが小さく喘ぐ。快感に震え、腰をくねらせるエリーの様子に、ユウの理性のタガが外れる。 ユウはエリーが着ているダボダボのシャツの中に手を入れ、愛おしむようにエリーの割れ目を触った。その指が触れるたびに、エリーの身体がびくんと跳ねる。「ひぁっ……! ユウ、ユウさんっ……そこは……っ!」 エリーの声が上擦り、甘い水音が静かな部屋に響き渡る。指先から伝わる、濡れて熱を帯びた感触に、ユウの全身が粟立つ。 エリーが甘い声を上げ、ユウを求めるように首筋にキスをし、柔らかな舌の感触でユウの肌に鳥肌が立つ。 興奮したエリーは、ユウの大きくなった息子を初めて触るので恐る恐るだが、ぎこちない手つきで愛おしむように撫でた。 ユウは、その快感でじわぁぁと息子から先走り汁が出ていることに気付いた。 エリーの足元へ座り、ゆっくりとエリーのパンツを脱がす。レー
♢衝撃の朝と新たな関係・予期せぬ触れ合い ——翌朝。 ユウが朝、目覚めるとエリーの後ろから抱きしめるような体勢になっていた。そして、手に温かく柔らかい感触が……。 エリーが自分のブカブカの服を着て寝ていたため、俺の手は……エリーの胸に直接触れていた。 背中に押し付けられた感触や腕に押し付けられた感触とは、まったく別物だった。とても柔らかくすべすべしていて、指を動かせばむにゅっと沈むが弾力もあり、不思議な感触だった。それに……手のひらにぷにっとした感触で異なるものが当たっている。すぐにそれが何か想像がつき、ユウは慌てた。 焦って手をどけようとするが、エリーに手を握られていたので動かせない……し、無理に動かすと起きてしまう。 だが……このままではまずいだろう。手を動かすと、胸を触っている感じでむにむにと触ってしまう。先ほどまで柔らかかった乳首もツンと立ち、手のひらにハッキリとした感触が伝わっている。 これが、おっぱいというやつか……。手をどかすことを忘れ、その膨らみを掴み、ゆっくりと動かしてみた。胸の柔らかさを実感でき……興奮してきた。「んっ……。はぁ。あぅ……」エリーから甘い声が出てきた。 その時、エリーが目を覚ました。「きゃ♡」エリーが、可愛く声を上げた。 昨日は、服の上からだったが、朝には直接、胸を触られていたので驚いていた。というよりも、恥ずかしくて声が出てしまった。 エリーは、ユウが昨夜に寝返りをして、偶然抱きついた感じになり、腕が胸に事故で触れただけだと知っていたが、それを利用した。「これで、私は……お嫁に行けなくなりましたね……」エリーは演技で暗い声のトーンで話した。「……申し
♢王城の混乱 少し前、王城では王女がお茶会に出て行くと告げて以来、戻ってこないため大騒ぎになっていた。王は狼狽え、激怒していた。王は部屋を行ったり来たりしながら、眉間に深い皺を寄せていた。「一体どうなっているんだ! 王女が行方不明なんて……!」王は怒りを込めて叫んだ。 当然、暗殺の事など知らされていないため、盗賊か猛獣に襲われたと思っている。弟の派閥の者たちは、未だ死体が見つからないため、安心できずに不安を抱いていた。 王女の馬車を襲えと命令が出されたが、エリーは逃げ延びた。その直後、猛獣が馬車を襲って破壊し、兵士たちを殺しているところを襲撃部隊が目撃していた。 兵士たちは報告する際、顔色を失いながらも必死に伝えた。猛獣の襲撃で生きているとは思えないため、「死体が見つからないのは、猛獣に食べられたのではないか」と報告していた。 国王には、王女の馬車の足取りを追っていた者たちからの報告で、お茶会に行くような道ではないことが判明し、問題になっていた。「何故、王女がそんな道を通ったのか……?」王は苛立ちながら疑問を口にした。彼の額には深い皺が刻まれていた。 なぜ危ない道を選んで、どこへ向かっていたのか? 何者かに襲撃され、逃げていて迷い込んだのではないのか? 王は心の中で様々な可能性を考え、焦燥感に駆られていた。 足取りは、最終的に狂暴な猛獣の棲む森の近くを通って消えたため、その町で捜索が行われていた。兵士たちは森の中で手がかりを探しながらも、王女の行方を案じていた。 聞き込みで、普段は買わない女性用の服を買っていったとの証言も出ているため、買った者の捜索も始まった。捜索隊は証言者たちに聞き込みを行い、少しずつ情報を集めていた。 男の足取りを追うと、猛獣の棲む森であった。その男の行き先である狂暴な猛獣の棲む森では、捜索が困難で捜索は難航していた。兵士たちは森の中で足音を立てないように慎重に進みながら、心の中では希望と不安が入り混じっていた。そうとは知らない二人であった。♢一つの布団の下で
魔石は非常に高価らしいが、魔獣は非常に凶暴で倒すのが困難で、冒険者がパーティを組み倒せるレベルらしい。父親一人が倒して売っていたら目立つから、肉や素材だけを売っていたのかもな。目立つのを嫌っていたからな……とユウは理解した。「その収納袋も、魔石の粉が混ぜられて作られているのですよ」エリーが教えてくれた。 なるほど……魔石を利用して付与魔法をかけてあるのか。ってことは……剣に魔力を頻繁に注ぎ込む必要がなくなり、威力と効果がそのまま維持できるようになるのかもな。 だとしたら、俺の家の周りにゴロゴロと魔石が転がってることになるんだが……毎回放り投げてたし。なんだか魔力を感じる石だな……とは思ってたんだけどな。気にもしなかったが、猛獣の魔力が宿ってるのかと思ってたけど……まさにその通りで、それが魔石じゃん。普通の獣には入ってない理由も解決したな。幼いころから当たり前に感じていたので、そういうモノかと理解していて何の疑問も持たずに過ごしていた。 とはいえ村では売れないし、これまで通り魔石は自分で使う感じでいいかな……。金に困ったら拾ったとか、弱ってる魔物を発見して倒したことにすれば問題ないだろう。……父親と変わらない対応をするしかないらしい。♢変わる日常と芽生える想い「エリー、明日町に行くから、果物を買ってこようか」とユウは言った。 エリーは目を輝かせて「はい、楽しみにしています!」と答えた。 ユウは作業を続けながら、ふと食器のことを思い出した。「それと、食器も買わないとだな……」彼は自分の頭の中で買い物リストを整理しながら呟いた。 エリーはユウの言葉に頷きながら「ユウさん、ユウさん何かお手伝いできることがあれば、言ってくださいね」と、優しい笑顔を見せた。 さっきからエリーは、手伝う気満々で声を掛けてきてるよな……。世話にな
「俺の親父はできたぞ」とユウは少し自慢げに、過去の父親の強さを思い出しながら答えた。「そうですか。お父様はできたのですね。でも、何人かの兵士の方や冒険者の方を見ましたが、普通の方はできないと思いますよ……」エリーは納得しながらも、他の兵士や冒険者たちの実力を思い浮かべて答えた。「他のやつが、どんな猟をしてるのか見たことないしな」ユウは照れくさそうに笑いながら答えた。 エリーの言う通り、他の冒険者たちとの違いを感じていた。他のやつがどんな狩りをしているのか見たことはないが想像はつく。俺も元々は、そっちの猟の仕方だったんだがな……と思った。 手が汚れたので、手を洗おうと収納袋から水筒を出した。「悪いんだが、ちょっと手伝ってくれないか? 水筒を持っててほしいんだが」と言い、エリーに出した水筒を手渡した。「私に、できることなら何でもお手伝いをいたします!」エリーは嬉しそうに言い、ユウのために何かできることがあることに喜びを感じているようだった。「手を洗いたいんだ、水を少しずつ出してくれるか?」と、なぜか嬉しそうな顔をしていたエリーにお願いした。「はい」とエリーが素直に返事をしたが、小首をかしげ不思議そうな顔をして俺を見つめてきた。 普通ならば、貴重な飲み水を使い、手を洗うことなどにもったいない。狩りを終えて、帰宅してからでも良い。エリーも父の狩りに同行したことが数回あり覚えていて、同行者の方から飲み水の大切さを聞いたのを覚えていた。「手を、きれいにしないと、エリーの手を触れないからな」 自然に恥ずかしいことを言ったのを、言い終えてから気づいた。徐々に顔が赤くなってくるのが分かる。「そんなことを、気になさらなくても……。あ、ありがとうございます……」 俺につられて、エリーの顔も赤くなり、恥ずかしそうに微笑んでいた。その表情は、まるで咲き始めたばかりの花のように可憐で、頬には淡い桃色がさしている。小さく握られた白い指先は、まるで触れるのをためらうかのようにそっと絡まり、その仕草の一つ一つから、喜びと照れが伝わってくるようだった。伏し目がちに揺れる長い睫毛が、彼女の秘め